総務部で働きたい人のためのブログ

総務の仕事とは。総務の役割とは。総務の仕事について現役総務部長が思うところを本音でつづる。総務部はなんでも屋ではない。「困ったら総務部、面倒なことは総務部」なんてナンセンス。総務の仕事をロジカルにこなしてこそ仕事も充実する。縁の下の力持ちとしての総務を語る。

マイナンバ-制度と総務部門

 


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来年から社会と企業を大きく変えるだろうマイナンバ-制度が導入される。ここ数カ月、各所で開催される「マイナンバ-対策」に関係するセミナ-・勉強会に参加をした総務担当者は多いだろう。

 

今回の新制度にあたっての企業側の対応としては、「情報管理」の徹底に尽きるだろう。これだけ個人情報の漏えい問題がマスコミを賑わせている時代にあって、担当社員や、内部関係者を信頼する・しないの問題意識程度では済まされないのである。

 

特に公官庁からの情報漏えい問題続いたことで、今回のマイナンバ-制度の肝である個人番号の管理については民間企業に対し厳格な管理体制を強制するものとなっている。

 

これまで複数のセミナ-に参加して今回の新制度への対応や考え方についての感想は次のようなものである。

 

会社組織にはマイナンバ-に限らず、多くの個人情報が保管されている。給与収入情報から家族構成・給与振込銀行の口座番号・雇用保険番号・住宅ロ-ン借入先情報・連帯保証人情報・契約者情報・取引先情報など。結局これらの管理情報にもうひとつ加わるだけのことでありこれら個人情報に対しマイナンバ-が格上・格下のものではないということだ。

ただし今回はマイナンバ-の収集・管理の段階で「より厳重に扱いなさいよ」との御達しがやたらやかましいという状況下にある。総務部門は新制度の正しい理解と同時に、より精度の高い事務処理能力の有無が問われているといえる。

採用活動と総務

 

採用担当者にとって何より怖いのが採用候補者からの辞退の連絡だ。先日も女性総務部員の求人採用を行ったが、半年前・1年前に比べ明らかに応募者数が少ない。以前なら事務系職種ならハロ-ワ-ク経由でも掲載初日から数10件の反響があるのが当たり前であった。

それが今では極端に反響減となっている。景気の回復により全体の求人数の回復との見立てに間違いはない。現場作業員系求人に止まらず、営業職・事務系職とも人手不足感は確実に中小企業にもたらされている。

そんな状況下で書類選考のうえ会ってみたい応募者と複数回の面接を行った。その中からひとりの女性に白羽の矢を立てた。デスクワ-クが未経験(それまで主に接客と店舗運営を経験してきた女性)だったが頭の回転が速く、常識的な受け答えに好感が持てたので3回目の最終面接(経営者面接)に進んでもらう連絡を入れようとした矢先に辞退の連絡が入った。

「御社より先に内定をいただいたので・・・・・」と彼女の弁に即座に返す言葉を失っていた。これは完全に売り手市場の時代の忘れかけていた決めゼリフではないか。

これまでの長い景気低迷の影響で名も無い中小企業でも人選に時間をかけてこれた。応募者を泳がせておいても事務系なら求人数自体が少ないから逃げられる心配もあまり感じなかった。すでに世の中の潮目は売り手市場になっているのだ。現状認識の甘さを思い知らされた。

内定予定者に逃げられる衝撃はすさまじい。採用担当者にとっては最も手痛いミスと言える。内定を決めたら即連絡し、早急に入社日まで詰めなければいけないことを再認識させられた思いだ。今後は応募者一人当たりの面接日程を短縮化し、内定が決まれば直ちに伝えることにした。