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総務部で働きたい人のためのブログ

総務の仕事とは。総務の役割とは。総務の仕事について現役総務部長が思うところを本音でつづる。総務部はなんでも屋ではない。「困ったら総務部、面倒なことは総務部」なんてナンセンス。総務の仕事をロジカルにこなしてこそ仕事も充実する。縁の下の力持ちとしての総務を語る。

職務経歴書に書かれたスキル

 

会社側が求職者に対し最初のハ-ドルとして用意するのが書類選考という関門だ。実は一次面接・二次面接といった実際に膝を突き合わすステ-ジを突破することよりも書類選考を通過することの方が難関かもしれない。

書類選考の2大要素である履歴書と職務経歴書の印象で採用担当者段階で8~9割方はじかれるものだ。実際に直接話を聞いてみたいと強く思う経験やスキルを積んでいる人物の提出書類は社内でも上層部まで回覧されることが多い。

そこで問題になるのが、申告どおりの能力を発揮できる人物かを面接で見極めるこちら側(企業側)の眼力である。多くの場合、職歴書の内容は「盛ってあることが多い」。(経験上)

例えば、「社会保険事務の経験有り」と書かれていても実際には別人が用意した書類を社会保険事務所まで提出する運び屋でしかない場合もある。「経理を担当 」と申告していても結局小口現金と交通費精算程度の管理を担当してきただけで会計ソフトに全く対応できないレベルの者も珍しくない。

面接の印象がすこぶる良く、これまで経験してきた(と話していた)仕事内容から採用に踏み切ったものの、電話応対からしてたどたどしい姿を見せられることもしばしばだ。お客様からの電話応対ひとつで頭の良さ悪さがすぐにわかるものだ。

会社探しの立場になれば、自己アピ-ルの最終兵器である職務経歴書を盛ることは罪悪感すら無いのだろう。そんなところで謙虚になっては自分が損するだけとの思いも理解できる。

採用担当者としては 「職務経歴書に書かれたスキル」ほど鵜呑みにしてはいけないものはないと感じている。

 

バックオフィスと営業の連係

 


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営業部門は会社の花形であり、総務部を含む管理部門は会社の潤滑油とか、縁の下の力持ちと評される点は今も昔も変らない。

 

数字に追われる営業の仕事に比べ、ノルマというか、月間これだけのことを数字にして会社に上げなければならないといったプレッシャ-はたしかに無い。その分、「総務は楽だ」といった空気がある会社は実は営業部門が十分機能していないケ-スが多い。

 

営業マンが会社に出勤してから帰宅するまで、営業だけに打ち込める仕事環境は管理部門が総てをお膳立てしてはじめて可能なことである。家庭で掃除・洗濯・自炊・買い物・子育て(教育)の総てを行ない、それに加えて仕事をこなすのはいかに大変であるかに置き換えて考えてみて欲しい。会社という組織で営業以外の総てをするのが文字どうり総務なのである。

 

営業に必要な、営業車の管理ひとつとっても車両の維持管理、雪の対策、駐車場手配から駐禁の始末、事故の対応、保険契約の管理、燃料代管理、安全管理教育まで営業マンの知らぬところの手配・気配りがあってはじめて用意されるものである。

 

そうした意味では総務は営業の仕事をより知るべきである。もし総務の仕事をしたいが営業経験しかない方も、全く心配はいらない。営業の世界を知ることが総務にとって何よりのスキルであるからだ。