総務部で働きたい人のためのブログ

総務の仕事とは。総務の役割とは。総務の仕事について現役総務部長が思うところを本音でつづる。総務部はなんでも屋ではない。「困ったら総務部、面倒なことは総務部」なんてナンセンス。総務の仕事をロジカルにこなしてこそ仕事も充実する。縁の下の力持ちとしての総務を語る。

総務に必要な資格とは

 

総務部員の求人をしていると、時に物凄い数の資格をもつ方に出会うことがある。営業志望・事務系志望にかかわらず、最近では新卒(大卒)でも簿記や宅建をすでに取得している応募者が珍しくない。

私は、そうした人物には面接では必ず資格の取得目的と動機を質問するようにしている。履歴書に明記する以上は、それを活かせる仕事に就きたいだろうし、自分が努力して合格した結果でもあり、面談者は一様にそのときは目を輝かせて自己アピ-ルするものである。

履歴書のスペ-スの一部に「保有する資格」を書く欄があるものには、自然と目が行く。そこに簿記や宅建といった社会人に人気の資格が入るのと、入らないのとでは仕事に対する相応の準備と努力を惜しまない人か否かがわかるものだ。

失礼な物言いになるが、何十年も前に取った「英検2級」や、「漢字検定○級」はその場では少し違うだろう。高卒の新卒採用の人物紹介の欄に「図書係」とか「生徒会副会長」とか書かれているのを見ると昔を思い出し微笑ましくなるが、社会人相手では全く関係ない。

では総務部員に必要な資格があるだろうか。社会保険労務士行政書士、簿記などが思いつくが、なにも自分で取得することもないだろう。その手の知識はたしかに必要だが、外部の知恵者を使いこなせば良いのである。

労務管理関係の申請手続きなどは、一度やればあとは同じことの繰り返しである。期日があるものが多いので日程管理と調整を怠らなければ良いだけである。

できる総務部員と認められるには、一度処理したことを確実に覚えること。同じことを処理するときは事前に準備し、関係者に対し先手を打つことだ。

表題に「総務部員に必要な資格とは」としたが資格ではなく「資質とは」が正しかったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

総務の守備範囲

 


ぜひともランキングバナ-に応援クリックをお願いします。

営業部門は会社の花形であり、総務部を含む管理部門は会社の潤滑油とか、縁の下の力持ちと評される点は今も昔も変らない。

 

数字に追われる営業の仕事に比べ、ノルマというか、月間これだけのことを数字にして会社に上げなければならないといったプレッシャ-はたしかに無い。その分、「総務は楽だ」といった空気がある会社は実は営業部門が十分機能していないケ-スが多い。

 

営業マンが会社に出勤してから帰宅するまで、営業だけに打ち込める仕事環境は管理部門が総てをお膳立てしてはじめて可能なことである。家庭で掃除・洗濯・自炊・買い物・子育て(教育)の総てを行ない、それに加えて仕事をこなすのはいかに大変であるかに置き換えて考えてみて欲しい。会社という組織で営業以外の総てをするのが文字どうり総務なのである。

 

営業に必要な、営業車の管理ひとつとっても車両の維持管理、雪の対策、駐車場手配から駐禁の始末、事故の対応、保険契約の管理、燃料代管理、安全管理教育まで営業マンの知らぬところの手配・気配りがあってはじめて用意されるものである。

 

そうした意味では総務は営業の仕事をより知るべきである。もし総務の仕事をしたいが営業経験しかない方も、全く心配はいらない。営業の世界を知ることが総務にとって何よりのスキルであるからだ。